STEP11 : フレームページを作る さぁ今回はフレームを使ったページの作り方についてです。 フレームというのは、一つのウィンドウを複数の部分に分けて表示するためのものです。 このサイトでもフレームを使っていますが、フレームを使うと次のようにホームページを作ることができます。 フレームを使うと、Page1はずっと表示させたまま、Page2をどんどん他のページに切り替えていくことなどができます。 上の絵では左右に分けていますが、上下にわけることもできますし、3個以上の枠に分けることもできます。 この絵のようなページを作る場合、3つのHTMLファイルが必要になります。 Page1、Page2それぞれのHTMLファイルに加え、 「ページを左右に分けてPage1とPage2をそれぞれ表示する」というフレームの情報を書いたHTMLファイルがあるので、 あわせて3つとなります。 このように複数のHTMLファイルから作ることになりますが、フレームページを表示させるには、フレームの情報を書いたHTMLファイルを開くことになります。つまり、普通のページ(フレームでないページ)から、フレームページに移動するには、リンク先をこの「フレームの情報を書いたHTMLファイル」にすればいいというわけです。 Page1やPage2のファイルは普通のページの書き方と同じですので、 「ページをこういう風に分けて、ここにこれを表示させる」というフレームの情報を書いたファイルを作るだけです。 しかもとっても簡単です。早速作ってみましょう^^ まず上の例と同じように左右に分割するフレームの情報の書き方です。
フレームの情報は</HEAD>から下のたった4行、これだけです^^ この例をコピーして変えるところだけ変えていただければOKですが、 ご自分で書く場合注意していただきたいのは、bodyタグは必要ないということです。 <body>〜</body>の間にフレームの情報を書いてしまうと、 表示されなくなってしまうので気をつけてください。 では変更が必要な項目について説明します。
また、分割の区切り線を表示させたくない場合は、1行目を次のように変えてください。
今度は上下に分割する方法です。 といってもほとんど一緒で、左右分割の場合の1行目cols="〜"をrows="〜"に変えるだけです。 サイズや名前の指定等は左から順になります。
リンク先の開き方 さてフレームページを作るうえで大事なことが、リンク先のウィンドウの開き方です。 ここではフレームページの一般的な使い方を例に見てみましょう。 上の絵のように、左の枠にメニューを表示し、各ページは右の枠に表示するようにします。 ここでメニューのページを作る際に、今まで通り普通にリンクのタグを書いたのでは、開きたいページが左の枠に表示されてしまいます。 そこで右の枠にリンク先を表示するために、STEP7の「リンクのはり方」のところで扱った、targetという属性を使ってリンクをはります。
target="〜"に、リンク先のページを表示させたい枠の名前を入れます。 上の例で私は、右の枠に「b」という名前をつけたので target="b" となります。 プロフィールのページへのリンク、写真のページのリンク、リンクのページへのリンク、全てtarget属性をつけてリンクをします。 そしてもうひとつ、フレームのページから普通のページに戻したい時の書き方です。(上の絵の中では一番下のリンクです) リンク先はフレームの枠のない、普通のページとして開きます。
最後に確認のために上の絵のメニューページのソースを下に示します。 また、この例と同じサンプルソースのセットを用意しましたので、どうもうまく作れないという方は参考にしてみて下さい。サンプルのダウンロード さて、これでフレームページも作ることができました^^ 次回は、掲示板や投票箱など、特別な働きをするのもの利用についてお話したいと思います^^ |